甲斐犬オヤジの独り言52


「 靖国・明治神宮参拝・歌舞伎座の写真」 

 

●中村扇雀の小浪(左)と坂田藤十郎の戸無瀬

新春大歌舞伎見物4時会場、4時半開演「仮名手本忠臣蔵」九段目「山科閑居」。

雪を見たことのない外国人観光客は日本の雪景色を見てとても喜びます。しかし、雪国の人々にとっては迷惑千万。雪との接し方は人さまざま。
芝居でも雪の情景はたいていが別れの場面です。死別、生別…純白の雪景色は日本人のDNAの中では、人々の悲しみを浄化するにふさわしい背景のようです。

由良之助は山科に居を構えあだ討ちの準備をしています。
そこに綿帽子の花嫁姿の小浪と母の戸無瀬が訪ねてきます。由良之助への対面を乞う2人に妻のお石が応対。娘を嫁がせるためにやってきたという戸無瀬に、お石は「今は浪人。大身な加古川本蔵どのの御息女、下世話に申すちょうちんに釣鐘、釣り合わぬは不縁のもと」と断ります。

元は大星が身分は格上。それを承知で結婚を約束されたはずと問う戸無瀬に、「心と心が釣り合えば、嫁に取らないことはない」と答えるお石。「心と心が釣り合わぬとは、どの心じゃ」と詰め寄る戸無瀬に、お石は「師直に金銀をもってこびへつらい、追従武士の禄をはむ本蔵どのと、二君に仕えぬ由良之助が大事な子に、釣り合わぬ女房は持たされませぬ」と本心を 明かしきっぱりと拒絶します。

戸無瀬は本蔵の後妻で小浪の義母。かなわぬ嫁入りに自害しようとする母娘、そこに虚無僧が現れ尺八で「鶴の巣ごもり」を奏でます。
親子の鶴の別れを暗示する尺八の音。自害を決意した小浪に刀を振り下ろそうとする戸無瀬に奥から「ご無用」とのお石の声。

二人の覚悟を知って祝言をさせようというお石が引き出に所望したのは、何と本蔵の首。現れた虚無僧の正体は本蔵でした。

ここからドラマは大きく展開。

お石を組み敷く本蔵に奥から現れた力弥が立ち向かい、本蔵は力弥の出すやりをわざと脇腹に受けます。力弥がやりを抜こうとしたところに奥から「ヤレ待て力弥、早まるな」との由良之助の声。真意を知る由良之助は本蔵を介抱し、「御計略の念願届き、むこ力弥が 手にかかり、さぞご本望でござろう」と声をかける。

自らの行いが塩冶家の断絶を招いたことを悔やんで自分を犠牲にすることで、若い二人を結婚させることができたのです。しかし、それはまた同時に悲しい別れでもありました。なぜなら、力弥は父とともにあだ討ちに出立することになっていたからです。
由良之助は死にゆく本蔵に雪で作った五輪の石塔を見せ決意を伝え、本蔵はむこの力弥に師直の屋敷の絵図面を渡し引き出物とします。

戦時中、出征前に慌ただしく結婚し、戦地に旅立って帰ることのなかった若い兵士がたくさんいました。
当時の観客は力弥の姿に兵士たちを重ねて見たのではないでしょうか。この九段目は見る人に深い感動と余韻を与えます。
男たちは大義に殉じて犠牲となり、残されたのは女たち。山科に降り積もる雪を目に焼き付け悲しい運命に思いをはせながら劇場を後にしました。 

 

途中幕の内(東慶寺花たより)〜21時終了

 

●帝国ホテルインペリアルタワー28階泊/朝食は本館

(日本で初めてバイキングという食のスタイルを生みだした帝国ホテルのブフェレストラン。イ ンペリアルバイキング サール)

 

 

 

 

歌舞伎座の前で平井君と

 

リニュウーアル下歌舞伎座の正面にて

リニュウーアルした歌舞伎座の正面にて

 

明治神宮にて結婚式に遭遇、代表の長女もここで同じスタイルの結婚式を挙げ披露宴は明治記念館とのこと

明治神宮の大鳥居前にて

 

明治神宮にて

靖国神社の菊の御紋の大扉の前で

 

本日泊まりの帝国ホテル玄関前にて平井君と

歌舞伎座の入り口にて

 

同じく平井君と行司の守安君と

 

本日飲み会の薩摩料理屋にて

 

 

 

 

 

 

2014年2月

 

 

 

 

 

 

 

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