甲斐犬オヤジの独り言28



「茶番か出来レースか、展覧会一考」 

 

 

甲斐犬愛護会主催の展覧会第134回展が、例年通り韮崎市の釜無川河川公園広場で10月30日(日)に開催された。展覧会は自分の愛犬を管理し、練習や鍛錬の成果を審査員や見学者に見てもらうという勉強の場でもあろう。

今回の展覧会でも、約150頭に及ぶ甲斐犬が出揃った。ここ5年〜10年ネットの普及により日本全国はもとより、海外にまで甲斐犬が行く時代になってきた。
何も日本犬は日本人にしか分からないなどと意固地になることもあるまい。
ただ外国人は日本犬が分からないからカス犬でも送れば、との勘違いは止めていただきたい。
それこそ日本人の恥である。国内だろうが、海外だろうが良犬を渡すよう心がけねばならない。

先に展覧会は勉強の場といったように、甲斐犬という種の保存と愛護の元に、犬の出陳者だけではなく、審査員も見学者も皆勉強の場なのである。
審査員も人の子である以上間違いもあるかもしれないが、できる限り過誤のない審査を心掛けねばならないことは言うまでもない。
しかし、時として「それはないだろう」という審査があるのもまた事実である。
出陳目録の表紙に太文字で「審査結果は絶対的なものであり、審査員に対して異議を申し立てることはできない」として、出陳者はマナーとして心得るべきであるが、異議とは別に真摯な質問にも応えようとしない審査員がいるのもまた事実である。

私はこの度の展覧会で一番失望したのは、総合優良犬の審査である。
牡代表と牝代表の審査で、完全に牡の様子がおかしいのは、牝の発情の臭いをとったからである。
その状況は素人でも分かることを、審査員が「牡の落ち着きがない」として牝犬が優勝との判断は、馬鹿かと言いたい。
勿論牝犬の飼い主さんを誹謗する訳ではないが、犬の臭覚とは人間と比べられるものではない。
飼い主さんは発情は終わったと判断され、出陳したことと思うが、現実は雄犬の行動が如実に物語っていることであり、種牡として当然の行動であり、正常で健康な犬とも言えるのである。
その評価が「落ち着きがない」????

壮犬牝の部も酷かった。
体躯の構成も良く、欠歯でもなく、立派に立ち込んでいる犬が、真ん中より下にいて、尾が上がらない犬が上位にいる。
これは茶番劇ではないのか。裏で采配を振るっている奴でもいるのか。甲斐犬愛護会と言えど、多くの会員が支えているのであって、役員や審査員の私有物ではないはずである。
気がついた方はもう無口の集団であってはならない。自分が犬を引いてる出陳者が審査員に苦情を言い立てるなど、マナーのなってないアホもいるが、甲斐犬の愛好者としても言語道断であることは言うまでもない。
だが、おかしいと思ったら声を上げることも時には必要なのである。

ただ自分の犬が高評価を得られなかったことでの、ルサンチマンであってはならない。
あくまでも犬友達や家族との楽しい語らいの場でなくてはならないし、出陳者も見学者も審査員も大いに勉強の場でなくてはならないのである。一度に百頭以上の甲斐犬を鑑賞出来るのは甲斐犬愛護会の展覧会のみである。
この絶好の機会である展覧会を、審査員は研鑽の場とし、出陳者は上位を目指す切磋琢磨高揚の場とし、見学者は犬に対する目を大いに養う場としていけば甲斐犬愛護会の今後益々の発展に継っていくのである。

古参の方から漏れ聞く話だが、今後の愛護会の審査方針として、耳の小さい犬は落としていく(評価しない)とのことらしい。私はただの一愛好家に過ぎないが、これまた馬鹿じゃないか?と思う次第である。
審査方法は減点方式だろうから、耳が小さきゃ減点すればいいだけのこと。
耳がやや小さいが、他に欠点がなければきちんと評価してやるべきであり、今度は尾が短いのは評価しない方針、次には口吻の長いのは評価しない、ときりがないではないか。審査員は犬の学者さんかい?

そんなことより審査の公平性や中立性を担保するためにも、甲斐犬標準を作成し、公表することが重要ではないだろうか。今の会報では抽象表現主義的で、甲斐犬の標準・スタンダードを学ぶにはやや不向きであると感ずるのである。
それこそ日本犬保存会のように各日本犬種の標準を詳細に載せて、飼育者も審査員も甲斐犬の標準を共に理解すれば、展覧会もスムーズに進行出来るはずである。

どうも自分の犬の評価が納得出来ないときには、そのクラスを担当した審査員に訪ねたり、質問したりすることは、審査結果に異議を挟むということではない。結果は結果として今後の参考とするためにも必要なことではないだろうか。
「なんでこの犬が入賞できないのか?」ではなく「この犬はどこが悪かったのでしょうか?」と聞くことも大事なことである。

勝負事には魔物が住むものであり、自慢たっぷりで出陳しても入賞しない場合もあり、犬の体調不良で出しても上位いく場合もあるのである。それこそ運、不運も付きものなのだ。

まあ所詮人が審査する以上納得のいかないこともあると思うが、甲斐犬を勉強していくにも真摯な質問や意見は大いにいうべきである。

この度の展覧会で感じたままを一考したまでである。

 


 

 

 

 

一服タイム,,, 

 

 

非常に参考になる動画

 

 

TPP賛成の諸氏!ついこの前、わが国はアメリカ戦争したことをお忘れか?

 

 

「拉致された国民」の救出 領土の奪還・憲法の復権

 

 

【直言極言】韓流ブームとTPP問題、戦後保守の属国意識

 

 

 

過去ログページに戻る


戻る